【絵本】ねんどろん・とべバッタ
こんにちは、みはるです。
今朝も自転車の前かごと後ろカゴに兄弟2人を乗せて幼稚園に送り出してきました。
最近前かごに次男を乗せるのがしんどいんですよ。
昨日はかったら、体重が18kgになってました。
腰が痛いはずだわ。
でも長男が次の春には小学生になるので、こうして3人で1台の自転車に乗って送り迎えするのは、あと少しのことになりそうです。
なんだかんだ、3人でこの自転車であちこちに行ったのは楽しかったなあ。
そう思うとちょっとさみしい。
でも次男の重さにはもう腰の限界を感じる。
感傷と現状に揺れる秋の終わりでございます。
さて、今日の絵本は次男が特にお気に入りだった絵本を2つ紹介します。
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ねんどろん 荒井良二(2012年)
この「ねんどろん」は、まさに読み聞かせ、口に出して読んでリズムが楽しい絵本です。
ずんずんちゃ ずんずんちゃ
ねんねんどろん ねんどろん
で始まるねんどろん。
地面から何かがポコッと出てきて、どんどん形を変えていきます。
読むときにはぜひリズム感たっぷりに読んであげてください。
船になったり飛行機になったり、ねんどろんたちがどんどん姿を変えていく場面に、言葉で動きを与えてあげるつもりで読むと、次男は大喜びでした。
一応カテゴリは3歳からとしましたが、リズムを楽しめる子だったら2歳からでも喜ぶかもしれませんね。
とべバッタ 田島征三(1988年)
こちらはだいぶ古い本になりますが、もう何回読んだでしょう。次男が何回も持ってくるので、長男は「またー?!」というくらいになっちゃいました。
こちらも内容はシンプル。
いつも外敵におびえてくらしていたバッタが、ついに自分の力で飛んでいくお話です。
こちらも絵が油絵のタッチでとてもダイナミック。乱暴とまで言えるような虫の描写なんですが、カマキリやクモ、ヘビにカエル、そうしたバッタの敵たちの顔がとても獰猛で迫力たっぷり。
目を見開いてカマを広げたカマキリや、裂けたような口を大きく大きく開いて食らいつこうとするヘビ。
どれもが生き生きと描かれています。
自然の中で生きるって、実際こんなふうに危険がいっぱいなんだろうなと感じさせてくれる絵本です。
でも、その中でバッタは飛び出します。
びくびくしてばかりの生き方を変えるために。
もちろんそんなことをすればたくさんの敵に見つかって食べられそうになるのですが、そこでバッタはどうするのか。
読み終わってから、爽快な気持ちになる絵本です。
…………
絵本って、お話もですが絵の魅力が大きいですよね。
もっとたくさん絵本を読みたくなります。
では良い1日を!