【絵本】3人そろえば冒険始まる「わんぱくだん」シリーズ
こんにちは、まだインフルエンザの予防接種をしてないみはるです。ということを今思い出しました。
子供は2回目待ちなんですけど、今のかかりつけ小児科は大人は受け付けてなかったんですよね。そのまま忘れてしまってました。いかんいかん。
にしても今年のインフルエンザ予防接種は高い!この間うちの子供が受けたところは1回3,600円でしたよ!うちの兄弟が2回ずつ受けると合計14,400円ですよ!ひぃ!そこの大人分も直撃!
今年は引っ越して初めての冬だし、探せばもう少し安いところもあるとは思うんですが、一応かかりつけのお世話になることにしたんですよね。
でも今日久しぶりに行った皮膚科が、子ども1回3,000円だったという事実が発覚。なんですと!!…もっと早く気づいてたらよかった…もしくは知らなきゃよかった…。
というわけですが、そんな世知辛い現実を忘れさせてくれる絵本がこちら。(強引)
わんぱくだんのかいていたんけん
ひとりだったら、けん・ひろし・くみ。
でも、さんにん まとめて「わんぱくだん」。
わんぱくだんの いくところ。
いつも ふしぎな ことばかり。
さあ、きょうも なにかが はじまるよ!
お話の冒頭に必ず書かれているのがこちらのフレーズ。 このわんぱくだんは、現在19作も出されているシリーズ作品で、まだ私も全部読めていないのですが、このフレーズを読むたびに、今回のお話は何が起こるんだろう!とわくわくしてしまいます。
ちなみに現在師走の真っ只中にもかかわらず、19作品の中からあえて夏のお話を選んでしまったのは、うちの子のお気に入りだからです。
このお話は、庭に置いたビニールプールで、けん・ひろし・くみの3人が遊んでいるところから始まります。
「ねえ、かいていたんけんごっこ やろうよ」
「どうやって?」
「いきを とめて もぐりっこ するんだよ」「よーし、せーの!」
ざぶーん!
水の中に3人でもぐってみると、ふしぎなことに息が苦しくありません。 そして気づくと、いろんな魚たちが周りをすいすいと泳いでいるのです。
子どものころにあこがれましたよねえ、水に潜っても息ができたらどんなにいいだろうって。そういう素朴なあこがれをちゃんとくみ取ってくれています。
そして3人を見つめる1匹のイルカに出会います。
ちいさな いるかが、「ついてきてね」と いうように くびを たてに なんども ふると、すばらしい はやさで およいでいきました。
3人がそのイルカについていくと、海の底に浮かぶ大きな大きなシャボン玉をみつけます。 そのなかにはいっていくと、そこはイルカたちの国、ドルフィンランドだったのでした。
この大きなシャボン玉も、子どものあこがれの一つですよね。大きな大きなシャボン玉に入ってみたいという子どもの夢が、お話の中でかなうんです。
そしてドルフィンランドに行った3人になにが起こるのか…これは読んでからのお楽しみ。
冒険の種はあちらこちらに
わんぱくだんシリーズは、こんなふうに何気ない日常の遊びのどこかから、ふいに不思議な世界にまぎれこんで始まります。
砂場遊びから砂漠の世界へ、絵本を開けば絵本の世界へ、泥遊びをすれば泥人形の国へ。
冒険の入り口はいつもささいな日常の遊びから。子供たちがわくわくして読めること間違いなしの楽しいシリーズです。
私は昔から、ナルニア国物語やはてしない物語のような、異世界に入り込んで冒険するファンタジーが大好きでした。 そういったファンタジーの原型がここにあると思うと、読んでいる私も楽しくなってくる絵本です。
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