みはるの絵本箱

5歳と4歳の兄弟に読み聞かせしてきた中から、面白かった絵本を紹介します。

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【絵本】みんなで!いえをたてる

こんにちは。みはるです。

うちの5歳長男はひどく食べるのが遅いです。もうひどい。
しかもただ遅いのじゃなくて、途中で遊んでて遅いから腹が立つ。 小学校に入る前になんとかしようと思って、今は夕食を45分で食べられるようタイマーをかけているんですが、なかなか時間内に食べられない。
食べられないとデザートなし、と言っているのですがそれでもダメ。

でも昨日デザートのプリンが食べられなかったとき、涙目で彼は言いました。

「プリンは食べられなかったけど、でも生きてるからよかった!」

何その最上級のなぐさめ!笑

彼なりに全力を尽くしたのはわかったので、とりあえずぎゅーっとしてあげましたが、でも最後だけ急ぐから間に合わないんだよ…。そこまで言うんなら最初から遊ばないで食べようよ…。

さて、彼が小学校に入る前に、もう一つ我が家には大きな変化が予定されています。
新しいおうちに引っ越しするのです。

そこで紹介するのが今日の絵本。

みんなで!いえをたてる

みんなで!いえをたてる

みんなで!いえをたてる

竹下文子さんと鈴木まもるさんの絵本も、男の子が喜ぶものがたくさんあります。

この絵本を最初に読んだのは、まだ我が家も家を建てる計画などゼロの状態でした。だから家を建てるのが具体的にどういうことかまったくわからない状態で読んだのですが、大人の私もとても興味深く読めました。

お話は、空き地でお父さんお母さんが設計図を見ながら、玄関の場所や屋根の色について相談している場面から始まります。

次のページから、いよいよ工事が始まります。まずやってきたのはショベルカーとダンプカー、真ん中では杭打機が働いています。いわゆる地盤補強ですね。そういうところから忠実に描いてるんだ!と驚きました。

次に来るのはミキサー車とポンプ車。コンクリートを流し込んで、基礎工事です。

こんなふうに、次々と工事車両が登場して、着々と家が建てられていきます。私が小さいときにはこういうシンプルなストーリーの面白さがわからなかったものですが、こういう淡々とした仕事ぶりこそ、働く車好きの男の子にはたまらないんですよね。

全部読み終えてから、改めて表紙を見ると、たくさんの人が力を合わせて家を建てるんだなということが伝わるかもしれません。

働く車好きの男の子にオススメです!

ちなみに、この本に出てくるショベルカーは、「ざっくん、ショベルカー」の主役でもあります。

ざっくん!ショベルカー

ざっくん!ショベルカー


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